自分で動くようになり、子供の面倒を見るのも大変になってくる1歳。おもちゃに集中して遊んでくれると、親は余裕を持って子育てできますよね。
子供の興味をひきつけてくれるおもちゃですが、どうせなら子どもの発達に良い影響がある知育玩具を与えたいもの。子供の発達に合わせた知育玩具で遊ばせることによって、体の感覚や好奇心をグングン伸ばすことができます。
今回は1歳の子供の発達に合った知育玩具を紹介します!
1歳児の発達

1歳は子供の身体能力や知覚・感覚のどれもがめざましく成長する時期です。
- 運動能力
- 感覚や知覚
この2つに分けて、発達の目安を見ていきましょう。
運動能力の発達
▽運動能力の発達
- 立つ
- 歩く
- 走る
- 段差を登る・おりる
立ったり歩いたり、階段を登るようになる子もいるでしょう。また指先を上手に使って、色々な遊びをできるようになります。
▽細かい作業
- 指先の細かい動きができるようになる
- 物の出し入れ
- 積み木を積む
- クレヨンを扱う
積み木を2〜3個積めるようになり、おもちゃを穴に落とすという遊びも行うようになります。徐々に一人遊びのバリエーションも広がります。
感覚や知覚の発達
- 色・形の違いが分かる
- 音楽に合わせてリズムを取る
- 「お片付け」や物の名前を理解し始める
- お気に入りの絵本や玩具が明確になる
色やかたち、音の区別がつくようになるのもこの時期です。様々なことを吸収するので、発達に即した知育玩具を選ぶことで子供の発達のベースを養うことができます。
1歳に必要な知育玩具

1歳の子供におすすめの知育玩具には2つのパターンがあります。
①指先や手先の感覚を養う知育玩具
1歳の子供に与える知育玩具は指先や手を使ったおもちゃがおすすめです。
触った感触や見た目の色の違いがある玩具だと、子供の色彩感覚や繊細な触覚を養うこともできます。
並べたり、重ねたり、差し込んだりする玩具を選び、子供の手先の感覚と集中力を養いましょう。
②立つ・歩くといった大きな動きを促す知育玩具
ダイナミックな動きが好きな子供であれば、身体感覚を養うために掴まって歩けるカートもおすすめです。歩く楽しさを覚えて、身体の使い方を徐々にマスターできます。
いずれにせよ舐めたりかじったりしても身体に悪影響がないように、安全なおもちゃを選びましょう。
1歳の子供におすすめの知育玩具《積み木》
1歳の子供に特におすすめの知育玩具は「積み木」です。
まだ動きが拙いときでも、握ったり口元に持っていったり落としてみたりすることで指先や手の感覚を養います。一つ一つのブロックの形や見た目の違いを徐々に識別できるようになることでものを見る力も育つでしょう。
また並べたり積み上げたりという遊び方を通して、重力や物理の基本的な法則の学びにも繋がります。2歳、3歳になっても使える優秀な知育玩具です。
日本の木の温かさを知る「オークヴィレッジ」の積み木

積み木の中でもおすすめのアイテムがオークヴィレッジの「寄木の積木」です。
ひとつひとつ職人が丁寧に仕上げているピースは、日本の山で育った木で出来ています。
12種類の木を使っているので、それぞれの木の感触や香り、色を確かめながら感覚を養うことができます。樹種の名前はそれぞれのピースに焼印で明記されており、大人も一緒に学ぶことができるでしょう。
大きさは子供が飲み込むことができない6cm以上に設定しており、誤飲を防止することができる安心設計です。また全てのピースに面取りを行い、なめらかで顔や体にぶつけても角が当たらない工夫が施されています。
参考
参考
0歳児から2歳児の発達過程,<
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/document/pre_school/files/curriculum2/15_2_2_sankou.pdf>(参照2021-08-30)
子どもの発達・発育 目安表(0∼1歳),<
https://www.city.ushiku.lg.jp/data/doc/1592780548_doc_51_0.pdf>(参照2021-08-30)