
子供の指先をトレーニングできる知育玩具を探す方が増えてきました。しかし、指先をトレーニングしたらどのような効果を得られるのか、いまいちわかっていないという方も少なくはないでしょう。
そこで今回は、指先をトレーニングすることで得られる効果と、おすすめの知育玩具をご紹介いたします。お子様が「ちょっと不器用かも?」「なんだか発達が心配」という方はぜひご覧ください。
指先をトレーニングすると巧緻性がUP!さらに知能も向上する
知育玩具で指先をトレーニングするとどうなるの?そんなふうに疑問を持っている方も多いですよね。指先を鍛える遊びをすると、手先が器用になるといわれています。いわゆる巧緻性が上がるというわけです。
近年では、巧緻性が知能向上と密接な関係にあることがわかってきました。指先を使って遊ぶと脳のさまざまな領域が刺激されるからです。とても不器用だけどお勉強が得意!そんな子供はあまり見かけないでしょう。
やはり学習能力と指先の器用さは密接に関係しているというわけです。とはいえ、ある程度の器用さは後天的に育てることができるもの。器用さはある意味、「慣れ(知育玩具によるトレーニング)」によってつくられる側面も十分にあるといえるでしょう。
指先をトレーニングする知育玩具なら「ひも通しが」効果的
指先をトレーニングすると知能の向上が期待できます。発達障害の子供が通う療育教室に揃えられているたくさんの知育玩具を見れば、指先の訓練になることは明らかでしょう。そこで、指先の発達を促すおもちゃとしておすすめするのが「ひも通し」です。
お母さんやお父さん世代も、小さな頃にビーズ通しやお裁縫などをして、自身の不器用さにイライラした記憶がある方も多いでしょう。穴の空いた細かいものにひもを通すのは、意外とハードルが高いことなのです。
知育玩具のひも通しで遊ぶと、指先だけでなく、「目と手の協応」を高めるトレーニングにもなります。知能を高めるためには、指先の器用さだけでなく、目の動きに協応しているかも大切なポイントになってくるのです。
おすすめの知育玩具はボビンひも通し!安いし色も覚えられる
指先のトレーニングに知育玩具のひも通しがよいといっても、どれを購入すればよいのか迷ってしまうでしょう。ひも通しには小さなビーズもあれば、積み木のような大きなものまでと様々。
そこでおすすめしたいのは、「ボビンひも通し」です。対象年齢は6歳から8歳となっていますが、誤飲の恐れがないお子様で、大人が一緒に遊べるなら、幼稚園生からでも使うことができるはず。
なぜ指先トレーニングの知育玩具に「ボビンひも通し」をおすすめするかというと、カラフルボビンが小さすぎず大きすぎないからです。全部で20ピースしかついていないので、片付けに困ることもないでしょう。
また、素材がABS樹脂(知育玩具のブロックと同じような素材)であることから、持ち運びに便利なメリットもあります。シンプルに価格が安いのも魅力的です。
子どもが失くしてしまっても、飽きてすぐに使わなくなってしまってもそこまでの痛手にもならないでしょう。カラーも赤、青、黄、緑と基本の4色です。色を覚える練習にもちょうどよいのでないでしょうか?
指先トレーニングの知育玩具はどんな子供により効果的?
指先をトレーニングする知育玩具で遊ぶと、巧緻性を高め、知能のUPが期待できます。ひも通しでトレーニングすることによって、効果がより見えやすいのは以下の特徴に当てはまるお子様です。
・マグカップやお箸を持つのが苦手
・食事中にボロボロとこぼしてしまう
・何もないところでよくこける
・言葉の発達がゆっくりしている
これらの特徴が目立ってしまうのは、指先の巧緻性や目と手の協応に難のあることが原因のひとつになっているでしょう。お子様の不器用さが心配な親御さんは、知育玩具を通して指先のトレーニングをぜひ行ってみてください。
知育玩具で指先のトレーニングをすれば自己肯定感が高まる!

子供の指先の不器用さが心配になるほどなら、持って生まれた体質なので劇的に改善することはないでしょう。幼少期で不器用な子供は小学生や中学生になっても、やはりどこか不器用な子供として育つのです。
とはいえ、不器用さを放置してしまうと子供はどんどん自己肯定感を下げてしまいます。だからこそ、知育玩具で指先のトレーニングをすることがおすすめ!親が早めに子供の器用さを向上させることで育児もラクになるでしょう。