絵本を通すと子どもと簡単に遊べる!

子どもと遊ぼうと思っても、何をして遊べばいいのか悩んでいるムコの皆様。
そんな時には絵本を読むのがおススメです。
普段本を読まない方だとなんとなく抵抗感があり、つまらなさそうと感じるかもしれません。しかし、絵本は子どもが大好きなおもちゃの一つです。そしてなにより、書いてある通りに読めばいいだけなので、一番簡単な遊びでもあるのです。
子どもが育つ絵本の読み方
絵本の正しい読み方とはどんなものでしょうか?まるで俳優のように情緒豊かに読む必要はありません。
子どもが育つ絵本の読み方のポイントは以下の4つです。

子どもを膝にのせる
子どもが絵本を読む時間を心地よく感じる大きな理由の一つに、大人とのスキンシップがあります。温かな大人の膝の上で、大好きな声を聴いていられる時間は子どもにとってとても幸せな時間です。
しかし、子どもや絵本によっては向かい合って読みたい、隣り合って読みたい時もありますので、子どもからどのポジションがいいか指定された時にはその通りのポジションでかまいません。
絵本を読む時間が心地よいと感じられる子どもは、将来的にも本を読むことが好きになり、本から色々なことを学ぶことができるでしょう。
基本的には書いてある文章のみを読む
ついつい「ほらここに○○がいたね」と書いてある文章以外のことを喋ってしまうことはありませんか?
子どもは子どもなりに絵本を見て色々気づいたり想像したりしています。
あまり声掛けをせず書いてある文章のみを読むことが、子どものそうした観察力や好奇心、想像力を育ててくれます。
子どもが言葉を発したらそれに応える
大人からは声をかけない代わりに、子どもが指さしや「○○がいた」と言葉を発したら「これは△△だよ」「そうだね、○○がいたね」とその都度応えてあげましょう。自分から興味を持ったことを受け止めてもらったり、教えてもらったりすることは子どものさらなる好奇心、観察への意欲につながります。
ページのめくり方に気を付ける
つい大人がやってしまいがちなことのもう一つに、次のページがめくりやすいよう指を挟んでしまうことがあります。
ちらちら見える次のページに子どもはそちらが気になって今のページを楽しめなくなることがあるため、あまり大きく次のページを開かないようにしましょう。
そして、もし子どもがどんどんとページをめくった時にはそれに合わせてページをめくって大丈夫です。中身に興味を持ってもらえることも大事ですが、子どもは話の全体を把握しようとしていたり、めくることを楽しんだりとその子なりの楽しみを感じています。絵本だからと言って必ずみんなが同じ楽しみ方をする必要はないのです。
子どもが絵本に興味のない時は?
いざ子どもに絵本を読んでみよう!と思っても、絵本に興味がないというお子さんも多いかと思います。
そんな時には一度声に出して絵本を読みながら子どもの様子を見てみてください。
他のことをしていても時々こちらを見る、絵本をのぞきに戻ってくるなら、他の遊びをしながらも実は興味を持って聞いています。
もし全くこちらの様子をうかがう姿がなく遊んでいたら、逆に絵本より気になっているその遊びを一緒にすればいいのです。
保育園でも根強い人気の名作5選
そもそもどんな絵本を買えばいいのか、とお悩みのムコのために保育園で人気の名作を5つご紹介します。お子さんの年齢や興味に合わせて絵本選びの参考にしてみてください。
また、絵本を出版している書店のサイトにアクセスすると、年齢別におススメのものを紹介してくれているところがありますのでそれらも参考にしてみてください。

0〜2歳におすすめ
『だるまさんが』
繰り返される「だ・る・ま・さ・ん・が…」のフレーズと、耳に面白いオノマトペが魅力の絵本です。この年齢は繰り返しやユニークな音の表現が大好きです。
https://www.ehonnavi.net/ehon/17129/%E3%81%A0%E3%82%8B%E3%81%BE%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C/
弟妹ができた時におすすめ
「ちょっとだけ」
次女が生まれお姉ちゃんになったなっちゃんの頑張りと、成長と、甘えたい気持ちが愛しい絵本です。弟妹ができた子どもにとって、自分の気持ちは分かってもらえている、甘えてもいいと感じられるきっかけになります。
https://www.ehonnavi.net/ehon/7693/%E3%81%A1%E3%82%87%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%81%A0%E3%81%91/
電車が好きな子におすすめ
「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」
表からも裏からも読むことができる面白い絵本です。本当に電車に乗っているかのようなイラストと電車の音の表現が電車好きの子どもの心を掴みます。
ものづくりが好きな子におすすめ
「からすのぱんやさん」
カラスの家族がみんなでパンを作るのですが、いろいろな形のパンがでてきて親も子もワクワクする絵本です。この絵本を見たら、自分も素敵なパンを描いたり粘土で作りたくなったりすること間違いなしです。
絵本が苦手な子におすすめ
「ミッケ!」
写真の中のたくさんのものの中から指定されたものを見つけ出すさがしっこ絵本です。絵本にあまり興味のない子も思わず写真の中のキラキラした世界に夢中になってしまいます。